前回に韓国ドラマ「キム秘書がなぜそうか」での告白シーンについて書いてみました。
スポンサードリンク
ペットボトル入りのコーラを差し出しての告白。
コーラを途中まで飲むと、黒マジックでペットボトルに書いた「付き合ってください」の文字が浮かび上がる…という「これぞ韓国!!韓国ドラマ!!!!」という感じの告白方法です。
この「コーラ告白」シーンについて書いていて、私自身も韓国の大学に通っていた時に同じようなことがあったなぁ…と思いだしました。
私が実際に韓国人オッパからくらった、「缶コーヒー告白事件」について書いてみます。
1.缶ジュースやりとり大好き文化
2.「缶コーヒー告白事件」全容
3.最後に…
1.缶ジュースやりとり大好き文化
まずは「コーラ告白」の記事と重複しますが、缶ジュースのやりとりが多い韓国文化について。
思えば、私が韓国で大学を通っていた時も、韓国人はよく飲み物(特に缶入り)をあげたりもらったりしていたように思います。
日本では缶ジュースのやりとりってほとんどしないので、ちょっと驚いたのを思い出しました。
例えば…
大学で、講義の開始時刻ぎりぎりに到着しそうだという友達に「annie、いい席とっといて!」とメールで頼まれたとします。
↓↓韓国の大学に通っていた話はぜひこちらも
私が前の席をとってその横にカバンを置いて、その友達がすべりこんできたときにカバンをのけて、その友達を座らせてあげたとします。
(私の大学は[というより韓国の大学はそうなのかな?]、教授によく見える席を取っていい成績をもらおうとみんな必死でした。前の席から埋まっていくんです。日本じゃ考えづらいかも)
友達は「席とってくれてありがとう」と言って、私に缶ジュースをくれます。
こんな感じ。
缶ジュース買う時間あるなら、もっと早く教室入りなよ!と思いますが。笑
当時韓国で缶ジュースは500won~700won(約50円~70円)ぐらいだったので、学生同士で本当にちょっとしたお礼程度にやりとりするのにちょうどよかったのかもしれません。ちなみに当時の定番缶ジュースはこんな感じ。
↓↓デミソーダ(青リンゴ味のソーダ)
↓↓2%(「イプロ」と読む)ほんのり桃の味がするジュース
スポンサードリンク
2.「缶コーヒー告白事件」全容
さて、本題の「缶コーヒー告白事件」についてです。
まずは概要を、4W1H方式で書きます。
オッパは結構年上でした。確か5つぐらい。
友達の友達で、みんなで遊んだ中にいた人です。
その時に連絡先を交換し、ふたりで2回ほど会ってたのかな?
当時私が20歳か21歳だったはずなので、オッパは25歳とか26歳だったのかな?
軍隊に行ったり、英語の語学留学をしていたので、オッパはまだ大学生でした。
私が通っていた大学の中を案内してあげて(有名な建物があったり、大学内にカフェや庭もたくさんあったので)、そのあと私が住んでいたハスク(下宿)前までオッパが送ってくれました。
別れ際にモジモジしていて、なかなか「じゃあバイバイ」と言ってくれなかったのを覚えています。
そしてオッパに差し出されたのが青い缶のコーヒー「レッツビー」
上の写真の左側の青い缶が、「レッツビー」のマイルドコーヒーです。韓国では定番の缶コーヒー。
日本で缶コーヒーと言うと、サラリーマンのおじさんが飲むイメージですが、韓国では大学生もよく飲みます。
レッツビーは、学生をモデルに当時こんなテレビCMをやっていました。
学生カップル(多分まだ付き合ってない)の、甘酸っぱい感じ。
スポンサードリンク
「コーヒー告白事件」当時の缶には、下の写真のようにイラストが描いてありました。
【세븐나이트 공식카페より画像をお借りしました】
記憶はちょっとあいまいなのですが、窓を開けた男女それぞれのイラストの横に、
どうしよう、君を思い出すと夜眠ることができない
みたいな感じの言葉が書いてあったんです。
レッツビーの缶コーヒーを渡しながらオッパは、「普段コーヒーは飲まないんだけど、この言葉を見たときにannieを思い出したんだ。だからこのコーヒーをあげようと思って」と言いました。
そして「付き合おう」と言われました。
10年前のことなので、記憶はおぼろですが…
これが「缶コーヒー告白事件」の全容です。
3.最後に…
今思い出しても「ドラマの見過ぎかっ!くさすぎるぞ。」と思いますが、当時の私もそう思いました。笑
韓国人男性がみんなこんなロマンチストというか、ナルシストな感じではありません。
確かこの当時、友達の彼氏(韓国人)にちらっとこの「缶コーヒー告白事件」について話をしたところ、「高校生でもなく、軍隊行ってきた男がよくそんなくさいことできるな」と言われました。
韓国男子のスタンダードな告白ではないようです。苦笑
相手が好きな人で、私もそういうロマンチックなことが好きな女の子ならよかったのですが…
このオッパとはうまくいきませんでした。
私の数少ない告られたエピソードのひとつです。
スポンサードリンク