韓国の小説が面白い!「ショウコの微笑」がおすすめ

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またまた更新期間が空いてしまいました。

BIGBANG全盛期にはたくさんの方に見ていただいていたこのブログ。

BIGBANGが活動しなくなってみるみるアクセス数が減りました。

最近はドラマや興味のあることを書いても、以前ほどアクセスがなくモチベーションがやや下がってきています。

さて、生まれて初めて挑戦した翻訳コンクール。結果が10月初めに出ました。

↓↓この時に「取り組んでます!」って報告したコンクールです

http://hanryu-blog.com/2020/06/29/post-9156/

やっぱり駄目だった。まぁ当然ですね。

年末〆切の別のコンクールにも挑戦すべく、コツコツ翻訳作業を続けています。

韓国語翻訳に興味を持ち始めてから、韓国文芸にも触れるようになりました。

5年間韓国に住んでいましたが、韓国語の本ってほとんど読んでなかったんです。
(大学のテキスト除く)

韓国にいたときも、日本交流基金の図書館に通って日本語の本を読んでました。

あとちょこちょこ通っていた大学にある日本語の書籍を片っ端から読んでた。

韓国文学に興味ゼロでした。

ちゃんと覚えているのは…

カン・ドンウォンが大好きだったので、在住中に公開された映画「私たちの幸せな時間」の
原作を読んだぐらい。

翻訳コンクールの課題になっていた「파묘(墓じまい)」という短編小説も、最初は特に面白いとは思わなかった。

翻訳のために分からず読み飛ばしていた単語をちゃんと調べたり、何度も読み込んでいくうちに「あぁこういう意味があったんだ」とか「ここの登場人物の気持ちは複雑だっただろうな」とかいろいろ考えるようになりました。

そして気づいたんです。

韓国文学が面白くないんじゃなくて、単純に私の韓国語のレベルが韓国文学の面白さに気付けるところに達していなかったんだと。

最近は日本語訳された韓国の小説を、図書館で片っ端から予約して手元に届いたものから読んでいます。

<読んだ本>

菜食主義者
著者:ハン・ガン
訳:きむ ふな

ショウコの微笑
著者:チェ・ウニョン
訳:監修 吉川凪、翻訳 牧野美加、横本麻矢、小林由紀

誰にでも親切な教会のお兄さんカン・ミノ
著者:イ・ギホ
訳:斎藤 真理子

ヒョンナムオッパへ
著者:チョ・ナムジュ、チェ・ウニョン、キム・イソル、チェ・ジョンファ、ソン・ボミ、ク・ビョンモ、キム・ソンジュン
訳:斎藤 真理子

<読んでいる本>
保健室のアン・ウニョン先生
著者: チョン・セラン
訳:斎藤 真理子

日本語に訳された小説を読んでいて思いました。韓国文学面白い!

印象に残っているのは「ショウコの微笑」

「女性の物語」と言っていいと思う。

海外との交流に関するエピソードがいくつかあって、大学時代に留学していた私にとっては、実体験から感情移入しやすい話が多かった。

一番好きなのは「ハンジとヨンジュ」。

なんとなーく似たような経験があります。

どんな経験かは、ここには書かない(笑)

「ハンジとヨンジ」を読んだ人には分かると思う。

今は「保健室のアン・ウニョン先生」を読み進めている。面白い。

最近は「私は私のままで生きることにした」とか、「危うく一生懸命生きるところだった」とか韓国のエッセイが日本でも話題になってますよね。

映画が日本でも公開されたばかりの「82年生まれ、キム・ジヨン」のように「女性の生きづらさ」をテーマにした韓国の小説が、今熱いです。

しばらくは韓国の小説を原書&訳書で読む日々が続くと思う。ぜひみなさん、韓国の小説面白いので読んでみてください。

↓↓今日本で売れているのは小説「キム・ジヨン」とエッセイ「私は私のままで生きることにした」の二大巨頭だと思う。

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