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SHINeeジョンヒョンのことがあって、何を書いたらいいのか分からず年末はブログの管理画面を開いては閉じて…を繰り返していました。
今回は、個人的にジョンヒョンの事件について感じたことを書いてみます。
1. 遺書が拡散されることを危惧
2. 韓国では自粛されていたように思う
3. 憂鬱を抱えている人へ
1. 遺書が拡散されることを危惧
12月19日に、ジョンヒョンと親交のあったアーティストのナインという方が、自身のインスタグラムに「生前にジョンヒョンから託されていた」というジョンヒョンの遺書を公開し話題になりました。
その遺書の内容は、すぐに和訳されて広まっていたのであえてこのブログでは触れないことにします。
…というより、私の中でも葛藤があったんですよね。
悲しすぎる内容を、日本語にするにあたって自分のメンタルも影響されそうで心配でした。
そして、このブログを見てくれている方に伝えるべき内容なのか悩みました。
あと少なからず、ジョンヒョンと同じ憂鬱を抱えてしまっている方の目に触れた時に、良くない影響を与えてしまったらどうしようと、怖い気持ちでいっぱいでした。
ここからは私個人の考えです。
反論も多いと思いますが、攻撃されることを覚悟の上、あえて書かせてもらいたいと思います。
遺書全文をすぐ和訳しているメディアや個人がおられました。
「ジョンヒョンの言葉が知りたい」と思っているファンの方に、遺書の内容をすぐ届けられたことはよかったかもしれません。
でも、精神状態が危うい方がジョンヒョンの言葉を受けて、悪い方に引っ張られる危険もあると思うんですよね。
あまりにも無防備に、遺書の内容が拡散されていくことに違和感と不安を感じました。
2. 韓国では自粛されていたように思う
韓国のメディアでも「ナインがジョンヒョンの遺書をインスタに公開した」という報道がすぐ広まりました。
でも、そのインスタのキャプチャやリンクを貼ったり、遺書全文を載せているニュース記事をNAVERニュースのトップ(日本で言うYAHOO!ニュースのトップのような位置)では扱わないように、控えられているように感じました。
私も遺書の内容が気になってNAVERなどを利用して検索したのですが、すぐには全文にたどり着けませんでした。
遺書の内容だけではなく、韓国で今回の件の報道については、慎重にされていたように感じました。
そしてジョンヒョン死亡の関連ニュース記事の最後には、「今回の報道で辛い思いをしている方は〇〇に相談してください」といった内容の一文が添えられているものをたくさん目にしました。
例えば、
‘사망’ 샤이니 종현, 좋은 보컬이자 창작자였던 스물여덟
‘死亡’ SHINeeジョンヒョン, 素晴らしいボーカルであり創作者だった28歳
この記事の最後には、
また、突然の死亡の報道を受けて苦痛を感じ、助けが必要な場合、——(すべて24時間運営)電話サービスか、オンライン相談を利用してください。
と書かれています。
私はこの最後の一文を付け加えることは、今回の件のニュースにはとっても必要なことだと感じました。
このブログでも、ジョンヒョンの件を書く際には、韓国の記事の最後の一文ではありませんが、必ず注意書きのような文章で締めくくろうと決めていました。
3. 憂鬱を抱えている人へ
私にもジョンヒョンほどではありませんが、精神的にちょっと疲れていた時期があります。
なのでジョンヒョンの遺書の内容を見ていて、本当にいたたまれない気持ちになりました。
周囲は「まだ若いのに」「ルックスもいいのに」「歌の才能もあるのに」「デビューできて人気もあるのに」と言いますよね。
「恵まれてるはずなのに、何が死を選ぶほど辛かったの?」と。
でも精神的に追い込まれている人にその言葉は響きません。
周囲が何と言っても、自身が「自分は不幸だ。生きていてももう何もいいことがない」と絶望している状態では、外からの言葉は響きません。
外(他人)からの攻撃は、距離を置いたり嫌いになることでブロックできます。
でも、自分の中に生まれてしまった闇・憂鬱からは逃げられないんですよね。
「憂鬱」って本当に怖い感情なんです。
もしこのブログを見ている方で、時々どうしようもないぐらいな憂鬱や悲しみに押しつぶされそうになる方がいたなら…
まずは、迷わずゆっくり休みをとりましょう。
そして、悩まずお医者さんにかかりましょう。
周囲に様子がおかしい人がいたら…
身近な人に「鬱かもしれない」と打ち明けられた人がいたら…
あなたががんばって励ましたりどうにかしてあげようと頑張るのではなく、まずお医者さんにかかるよう勧めてあげてください。
できれば、病院の待合室まで一緒に行ってあげてください。
ジョンヒョンの場合はいいお医者さんに出会えなかったようで、それは本当に残念です。
いいお医者さんもたくさんいます。
本人にそこまでの気力がない場合には、周りの人が手助けをしていいお医者さんがいるところに連れて行ってあげてください。
ジョンヒョンまで重症ではなくても、日本にも同じような憂鬱を抱えている人はたくさんいます。
私にもそういう時期がありましたし、それは「ずっと昔」というわけではないので、私自身もぶり返さないように気を付けながら日々を生きています。
あなたと同じように悩んでいる人はたくさんいます。ひとりぼっちじゃないです。
死を選ぶことだけは絶対にやめましょう。
ジョンヒョンの冥福をお祈りします。
自分を大切にして、毎日生きていきたいと思います。みなさんもそうしてくださいね。
2018年がみなさんにとってハッピーな1年になりますように!
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