韓国ドラマ「椿の花咲く頃」のレビュー記事・後半です。
↓↓前半はこちら
後半は⑤~⑧について書いていきます。
①基本情報
②登場人物
③あらすじ(少しネタバレ含むかも)
④個性的で憎めないキャラだらけ。俳優陣が上手
⑤ロコなのにサスペンス(斬新!)
⑥カン・ハヌルに一途に愛されるドンベクになりたい
⑦家族愛が泣ける
⑧最後に…
⑤ロコなのにサスペンス(斬新!)
まずは「ロコ」の説明から。
로코(ロコ):ロマンスコメディの略。日本で言う「ラブコメ」
ドラマ「椿の花咲く頃」は、ロコなのにサスペンスなんです。
ロコとサスペンス。
この相反するふたつが、ちょうど良いバランスで共存してる珍しいドラマ。
ドンベクとヨンシクのラブストーリーは、もどかしくて、切ないけど、要所要所でちゃんと胸キュンさせてくれます。
↓↓ふたりの初キスシーン。ヨンシクがこの時だけ急にドンベクを「니(お前)」呼びしたのが私的超絶胸キュンポイントです
きゃっ。
↓↓切ない別れを告げるシーン
たくさん笑える要素もあって(特に愚直なヨンシクと、近所のアジュンマ’sのシーンは笑える)、完全な「ロコ」ドラマです。
それなのに、連続殺人犯に怯えるドンベクと、ドンベクのためにも犯人を捕まえようとするヨンシクのストーリーはサスペンス要素を含んでる。
ロコドラマらしい胸キュンシーンのすぐ次に、殺人現場のシーンに切り替わったり、視聴者をハラハラさせて驚かせる演出がとにかく上手。
↓↓急に出てくる死体
「ロコなのにサスペンス」
とっても斬新なドラマです。
ロコ好き、サスペンスは苦手な私としては、「椿の花咲く頃」は全体的に
ロコ要素75%
サスペンス要素25%
ぐらいだったのでちょうど楽しめる塩梅でした。
これよりサスペンス色が強いと、ちょっと見るのが辛いかも。
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⑥カン・ハヌルに一途に愛されるドンベクになりたい
カン・ハヌル演じるヨンシクがいい!!
前半に書いた通り、ヨンシクは一言でいうと「愚直」なキャラです。
ヨンシクは「男性キャラが一途」で有名(?)な韓国ドラマ史上でも、1,2位を争う一途っぷりではないでしょうか。
ドンベクに毎回心奪われるヨンシク。
「好きで好きでたまらない!」が顔に出てしまっています。
ドンベクがピンチの時にはしっかり守ってくれる。
キレた時の、この目が面白い。
ドンベクの息子ピルグのピンチも救ってくれました。
ドローンの存在をアピールしながら、サングラスをかけて闊歩する姿はコメディでしたが。笑
ヨンシクみたいに一途に想ってもらえるなんて、ドンベクは幸せな女性だと思います。
カン・ハヌルはドラマ「ミセン」でしか見たことがなくて、「ミセン」の時のクールなエリート役のイメージしかありませんでした。
ヨンシクみたいに猪突猛進型な、ぶっ飛んでるバカっぽい役(←褒めてます)も上手なんですね。
韓国の俳優陣はほんと、ひとりひとりのポテンシャルが高いです。
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⑦家族愛が泣ける
最後は家族愛。
「家族愛」というより「母の愛」の方が合ってるかな。
ドンベクのお母さん、ヨンシクのお母さん、そのほか登場人物にもそれぞれお母さんがいて、子供への愛が痛いぐらいに伝わってくるシーンが散りばめられています。
特に後半は、「母の愛」がテーマになるエピソードがたくさん出てきます。
後半は泣いてばかりでした。
映画「パラサイト」でもいい味を出しまくってたイ・ジョンウンが出演しています。
演技が上手すぎて、鳥肌が立ちます。
イ・ジョンウンのシーンは、「泣いた」というより「号泣した」って感じでした。
本当に素晴らしい女優さんですね。
私はまだ子供がいませんが、「椿の花が咲く頃」に登場するお母さんたちの姿を見て、子供が欲しいなと改めて思いました。母になってみたいな、と。
⑧最後に…
以上、前半と後半に分けて書きました、韓国ドラマ「椿の花咲く頃」のレビューです。
全40話、あまりにもハマりすぎて3~4日で制覇しました。
ラブコメドラマの切なさ、もどかしさ、胸キュン、
サスペンスドラマの推理の面白味、ハラハラドキドキ感、
どちらも楽しめるドラマです。
かつ、韓国ドラマの良いところをギュギュッと詰め込んだドラマでもあると思います。
個性的なキャラクターを巧みに演じる俳優陣。
長いスパン(このドラマは全40話)で作るからこそできる、厚みのある内容。
胸が痛くなるくらいの母の愛情。
自信を持っておすすめできるドラマです。(私は何の関係もないけどね)
ぜひ観てみてください。
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