韓国ドラマ「風船ガム」 登場人物&あらすじ(ネタバレあり)

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今回は、2015年10月から12月まで放送されたドラマ「風船ガム」について書きたいと思います。

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tvNというケーブル局で放送されていたので視聴率こそ1%台とふるいませんでしたが、ネットでの評価はかなり高く一部のファンに大ウケしたドラマ…と言ってもいいと思います。

↓↓ドラマの公式ホームページリンクを貼っておきます。
風船ガム公式ホームページ

私もこのドラマを毎週楽しみに見ていました。

ヒロインのヘンアを演じた女優チョン・リョウォンの大ファンということもあるのですが…

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登場人物がみんなトラウマや罪悪感を抱えながらも、お互いを思いやりながら関係を築いていく、静かで心洗われるドラマです。

以下ネタバレもありますので、ご注意ください。

【登場人物】

画像は上に貼った公式ホームページから借りてきました。

ホームページの紹介文はとても長いのでピンクの太字のみ日本語で訳していますが、それ以外は私の注釈です。

◆キム・ヘンア(チョン・リョウォン)
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キム・ヘンア(女、33歳)/ チョン・リョウォン

寂しくても悲しくても泣かない、たくましい8年目のラジオ局プロデューサー

子どものころにまず母を、そしてその後には父を病気で亡くしたヘンア。

遠い親戚の家に引き取られたものの、馴染めずにいることを幼馴染のリファンが気づき、リファン家族と生活をするようになりリファンとは兄妹のように育ちます。

◆パク・リファン(イ・ドンウク)
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パク・リファン(男、33歳)/ イ・ドンウク

多情多感なフン&ファン漢方(韓方)病院の医者

幼いころから医者の母とふたりで生活し、ヘンアの父によく面倒をもらっていたリファン。

ヘンアの父が病気で亡くなる前に「ヘンアを守ってあげてほしい」と頼まれ、以降ヘンアのことを常に気にかけています。

◆カン・ソクジュン(イ・ジョンヒョク)
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カン・ソクジュン(男、43歳) / イ・ジョンヒョク

完璧主義のラジオ局本部長

ドラマはヘンアと、ヘンアの上司&恋人であるカン・ソクジュンが別れるところから始まります。

ザ・仕事ができる男…という感じ。

ヘンアはソクジュンのことが大好きだったのですが、仕事にしか興味がないソクジュンに放ったらかしにされすぎて疲れてしまい、別れを切り出します。

ソクジュンはヘンアの大切さに気づき、何度もヘンアの気持ちをとり戻そうとします。

◆ホン・イスル(パク・ヒボン)
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ホン・イスル(女、33歳) / パク・ヒボン

シックな財閥3世、歯科医

財閥一家に生まれ歯科医として働くも、自分の容姿にコンプレックスを持っています。

また、以前に婚約破棄をされるという暗い過去を持つイスル。

世間体ばかり気にする、口うるさいお母さんに無理やりお見合いをさせられる日々に嫌気がさしていたが、ある日お見合い相手のリファンに出会い恋をします…

◆パク・ソニョン(ペ・ジョンオク)
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リファンの母。

裕福な家に生まれ育つが、未婚のままリファンを生んだことで実家とは疎遠になってしまいました。

ひとりでリファンを育てながら医者としてキャリアを重ね、ヘンアの母が亡くなった後にヘンアの父と恋に落ちます。

しかしそのヘンアの父も病死し、初めは拒否していたもののリファンたちの説得を受けてヘンアを引き取ることに。

ヘンアの顔を見るたびにヘンアの父を思い出し心を痛めながらも、ヘンアには罪はないと彼女の存在を受け入れようと葛藤します。

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【登場人物の相関図】

公式ホームページにある相関図に、勝手に日本語訳(黄色の部分です)をつけてみました。

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【あらすじ、みどころ】
◆ヘンア&リファンの幼馴染カップルがキュートすぎる

子どものころから両親の都合で、本当の兄弟のように一緒に育ったふたり。

ヘンアのお父さんが亡くなったことをきっかけに、本当の家族のように一緒に暮らすようになります。

思春期にはリファンの母・ソニョンが「ふたりが恋愛関係になるなんてありえない。もしそんなことになれば、その時はヘンアを捨てなきゃ」と電話で話しているのをふたりは偶然聞いてしまいます。

それ以降、リファンと一定の距離を保つように心がけているヘンア。

リファンはヘンアのお父さんとの約束もあり、大人になってもヘンアのことを何かと気遣います。

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「幼馴染」というよりは「ほぼ兄妹」、だけどお互い異性として惹かれる気持ちを抑えられない…という宙ぶらりんな関係が続きます。

が、ヘンアがソクジュンと別れたことをきっかけにリファンはヘンアへ告白…

ヘンアはソニョンのことが気がかりで、なかなかokを出せずに悩みますが、結局ふたりは結ばれます。

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ふたりのいちゃいちゃシーンがとても微笑ましいんですよね。

↓↓初心者ドライバーのヘンアの運転にリファンが付き合ってあげるけど、途中でケンカしだすシーン(笑)

↓↓ふたりっきりでイチャイチャしていたら、リファンの友達が急に来て驚くシーン

↓↓外出する前に、具合の悪いヘンアを心配するリファン

リファンがヘンアを心配するあまり、口うるさすぎてかわいいんですよね。

動画の中でリファンがヘンアに言っている注意事項がなんと10つもあります。

①薬をちゃんと飲んで
②ちゃんとご飯も食べるように
③もうちょっと寝なさい
④薬絶対ちゃんと飲んで
⑤冷たい水は飲んじゃダメだよ
⑥温かい服をちゃんと来て
⑦道路を渡るときは車に注意して
(ここでふたりはハグ)
⑧髪の毛ちゃんと乾かさないと風邪ひくよ
⑨首にもちゃんとマフラー巻いて
⑩マスクは持ってるの?

うっとうしそうだけど、微笑ましい…笑

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◆みんなそれぞれ不幸を背負いながらも、助け合いながら楽しく生きようと努力している姿に感動

これがこのドラマのミソな気がします。

みんな心に傷を持っているんですよね。

リファンの母・ソニョンは、未婚の母としてリファンを産み育て、実家とは絶縁状態になってしまいます。

その後ヘンアの父と結婚の約束をしますが、ヘンアの父は病気でこの世を去ってしまいます。

ヘンアを引き取るものの、ヘンアを見るたびにヘンアの父を思い出して心を痛める日々…

一方のヘンアは両親を病気で亡くし、リファンの母であるソニョンの顔色を伺いながら生きてきました。

勇気を出してやっとリファンと付き合うことになるのですが、ソニョンに猛反対されます。

(もしヘンアのお父さんが元気に生きていたら、きっとソニョンと結婚していたはずなので、ヘンアとリファンは兄妹になっていたはず)

リファンは過去に2度も自殺未遂をした母・ソニョンの反対を受け、ヘンアとの関係を発展させていいかを悩みます。

そしてリファンの母・ソニョンはアルツハイマーになり、どんどんと記憶を失っていきます。

リファンはどんどん子供に帰っていく母・ソニョンの姿を見て苦しみます。

ヘンアを巻き込まないために、一度ヘンアを突き放すのですがうつ病手前まで精神的に追い詰められ、結局はヘンアと支えあいながら歩む道を選びます。

ソニョンは息子リファン、ヘンアを含む周囲の人たちに支えられ、穏やかな日々を過ごします。

↓↓ソニョンの誕生日パーティーの時の写真
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誰も悪くないのに、みんなそれぞれ不幸を背負っているんですよね。

周りから見たらお医者さんだったり、ラジオ局のプロデューサーだったりで「幸せに生きている」ように見えてしまうのですが…

いわゆる「悪者」がひとりも出てきませんでした。

「悪者」に見える登場人物も、みんないろんな痛みを抱えていました。

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この「風船ガム」はキャスティングが華やかだったり、大逆転があったり…というわけではないのですが、妙にリアリティがあり見入ってしまいました。

両親の病死やアルツハイマーなど、テーマは重いのですが「ふふふ」と笑えるシーンも多く、登場人物も幸せそうなので楽しく見ることができました。

ネットでの評価もとても高かったように感じます。

チョン・リョウォン演じるヘンアのファッションや、心を打つ台詞、OSTなども話題になっていました。

あまりキャストが日本向けではないので、日本での放送やDVD化には時間がかかるかもしれませんが、大人の女性におすすめのドラマです。

ドラマへの愛が強すぎて、かなり長くなってしまいました…笑

最後まで読んでくださってありがとうございます。

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